2018年 07月 15日
足湯さんの拡散希望記事;「どーせムリ」は恐ろしい言葉
2015年のエントリーの加筆再掲です。
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先日もこのブログで紹介した「ねずさんのひとりごと」でも取り上げられたエントリーを拡散したいので取り上げます。
私自身もこの動画を見てすごくいいなぁ。と思いました。
反抗期の息子にも見せました。彼もとても気に入ってくれました。
この動画は、北海道でリサイクルマグネットを作っている、
社員17名の植松電機の植松常務さんの講演です。
子供向けに、とても分かりやすくお話しされているので、ぜひ見ていただきたいと思います。
(↓タイトルクリックで動画にリンクします。20分ほどの動画です)
「思いは招く」(「どーせむり」は恐ろしい言葉)
誰でもちょっと考えたらすぐにわかると思います。
なぜ若者に事務職が人気なのか? 求人で営業職が敬遠されるのか?
エアコンのきいた室内で仕事がしたい、人に頭を下げたくない、怒られるのがいやだ・・・
それはこのエントリーにあるように、安定して、楽な仕事が「いい仕事」
というイメージがあるからでしょう。
そうやって小さいころから周りの大人が言うのを聞くからではないでしょうか。
そういう先入観を子供に刷り込んできたのは親や教師など、大人です 。
私が小さいころは「職業に貴賤はない」と言っていました。
バスの運転手さんや、ゴミ収集のおじさんたち、
建築現場では鳶や土方のおじさんたちが一生懸命仕事をしているところをよく見ていて
質問したらおじさんたちはこんな子供にいろいろ話してくれた記憶があります。
・・・でも、今は職業に貴賤があります。・・・というか「作られた」
と言った方がいいかもしれません。
例えばみんなが「いい仕事」と思うものに「医師」があります。
それは「医師=お金が稼げる仕事(セレブ)」というイメージがあるからではないでしょうか。
うちの近所には、医師が多いのですが(身内にもいますし、友人にもいます)
彼らといろいろ話していると、医師の仕事には世間のイメージとのギャップがあります。
例えば、医師の仕事は命を扱う仕事です。
盆も正月も関係なく、急患で呼び出されることもありますし、夜勤もあります。
失敗すれば訴訟や、最悪医師免許停止という大きなリスクもあります。
災害の時は現場に家に帰れず、現場に詰め、
家族にとっては全くあてにできない。という状況が生まれます。
だから、同じ医学でも命までにはかかわらない外科や耳鼻科などの科を希望する医学生が増え、
容体が急変しやすい小児科や、産婦人科などは敬遠されており、医師不足が深刻になっています。
報酬が大きい仕事はそれなりにリスクも大きいと私は考えます。
そんな職業別の価値観・・・頭脳労働をする者は優秀で、肉体労働は勉強ができない人がする仕事。・・・そんな価値観は、例えばマスコミの報道であったり、
動画にあるような学校の価値観の押しつけであったり、
大人たちの話であったり。そういうもので無意識に影響を及ぼすと思われます。
いつの間に、現場を知らない、書類だけしか見ない仕事が「えらい」と認識されるようになったのでしょうか。
東大出身の鳩山氏がグダグダの総理で国益に多大な損失を与えたのは皆さんもよく知るところです。(彼は今、女装して劇に出ているようですね)。
どんな仕事でも敬意を払い、正社員で身分を保証されてこそ、
雇用される側は会社のために頑張ろう。という気持ちになろうかと思います。
そういう点で、不当な価格下げ競争を人件費に転嫁するのはマイナスにしかなりません。
大切なのは品質とそれに見合った価格というバランス感覚です。
なるほど、確かに人件費は高いので、経営者側は派遣やパートで人を賄う方がコストが安いでしょう。
しかし、それならば彼らに愛社精神や、会社に忠誠を求めるのは間違っています。
いつ使い捨てられるかわからない不安定な身分の人が、その会社のために頑張るでしょうか?
私は否だと思います。 同様に、外国の移民はさらに危険だと思います。
うちの子は「将来、農業や漁業など自然に関わる仕事がしたい。」と言っていますが、
そういった一次産業は、天候を相手にするため最も難しい仕事の一つではないかと思います。
今、全国的にバター不足と言われて、スーパーでも品薄ですが、
バター不足という現象がなぜ起こるかわかりますか?
乳牛は成長して子供を産まないと牛乳が取れません。
そこで、子を産める年になったら毎年子牛を産ませて搾乳します。
年老いて乳が出なくなれば、殺されて牛肉になります。
それが乳牛の一生です。
子牛から病気にならないように育てて、
その牛が子供を産めるようになるまで何年かかると思いますか?
それこそ、年単位の時間が必要です。
あの時、生産調整を言われた農家さんは、泣きながら牛を処分したと聞きました。
私には、その気持ちが痛いほどわかります。
官僚の書類一枚で簡単に生産の増減ができるものではありません。
国の政策を考える役人が、そういう勉強を、想像力を働かせていないから、
紙切れ一枚で生産調整ができると思っている。
何と傲慢なのでしょう。大きな間違いです。
何かあった時、国を支えるのは一次産業です。土木です、インフラの整備です。
これらはすべて体を使う仕事です。
なんたって食料が確保できなければ国民は餓死するしかないのです。
同時に、道路工事や土木工事にしても、
場所ごとで地盤の強さや周辺環境が異なるため、
一見、簡単そうに見える土木工事は、実は「フルオーダーメイド」です。
適性価格、適正品質。何においてもそれが一番大事です。
土木や建築、そして一次産業は、天候に左右され、命を扱う仕事だからこそ工業製品のように同じ品質にそろえることが難しいのです。
医師もそうです。患者ごとに違う病気や症状を一つずつ直す。
どれだけ難しい仕事でしょうか。
ケースバイケースのギャップを埋めるのが、
まさに熟練した職人さんや医師の腕の見せ所であり、
それをサポートするための、AI導入のポイントではないかと思います。
そんなこともわからない議員(当時の民主党政権)や
(自分の利権拡大のための)財務省をはじめとする霞が関の官僚が、
目先の利益にとらわれ、本質を見失ったからこその
今の貧困化社会です。
価格だけの競争に持っていったから、
技術を持つ土木業者が倒産し、従事者が減り、
7年たった今なおも、震災の復興が満足にできないのです。
今、「日本海洋掘削」という、海底の開発技術を持つ日本でオンリーワンの企業が
倒産危機にありますが、
海底資源を開発するのに彼らの技術は何物にも代えがたいものです。
絶対に外国資本にのっとられるようなことがあってはなりません。
・・・話を戻します。
毎年の災害で、被害は拡大の一方、
人手不足、後継者不足で復旧にも時間がかかり、地方は本当に疲弊しています。
被災地では、1次産業を中心に、生活の見通しが立たない人が増え
頑張る気力、体力をなくす方が少なくありませんし
農業は、盗難などの被害も年々増え、
しかも、収穫まで収入がないという問題も一向に改善されません。
後継者不足などもあって、基礎体力そのものが削られる一方です。
(2018.7)
アメリカでイチゴ摘みAIロボットの開発競争が激化しているという記事を読みましたが
傾斜が多い日本の農地、何とか、ロボットの技術導入で、
もっと効率よく、楽に作業ができるようにならないでしょうか。
若い人が農業に二の足を踏むのは、収入の不安定さに加えて、
農業従事者のコミュニティの閉鎖的な性格も大きく要因します。
このようなことは、本当は国を挙げて取り組むべき課題です。
東京在住の官僚は、自分の生活しか見えていないんでしょうか?
こんなに、時間もお金もかかる災害復旧を、
個人や民間企業の力に頼りすぎるのもどうかと思います。
こういう時のために、私達は税金を納めているのです。
もっと、私たち国民の生活を支えるために、税金を使ってください。
地方に住む私達が、都会の皆さんの衣食住を支えています。
今こそ、議員も官僚も現場主義に考え方を変えるべき時ではないでしょうか。
足湯さんの記事は以上です。
これを読んで何かしなくてはと思わない日本人はいないだろうと思う。
そんな時には官邸メール。ナルズさんも専門職(技術職)なので他人事ではない。
ためになるお話、ありがとうございます。
足湯さんのお話は、毎回とても分かり易くて勉強になります。
実は私の田舎も一次産業が後継者不足で心配しています。
常に心のどこかに「なんとかしなくては」と思っていたのですが、この記事を読んで、
自分も何かできるのではと思えました。
雅子擁護工作員のやり方を観ていても思います。
「なんとかしなくては!」という日本国民に対し、日本人に化けた反日朝鮮工作員は、
「仕方ないんだよ。これが皇室特権。我慢して受け入れましょう」
との方向へ持っていってる気がします。
工作の仕方にも何パターンかありますね。
それがやり方なら、逆をやるだけです。
魂レベルでは全く違うのですから、負けることはないと思ってます。
やっと最近、バター不足がなくなりました。
ここまで3年かかっています。
欧州で、菜食主義者が肉屋を襲撃する事件がありましたが
植物だって同じ命です。
動物だろうが植物だろうが、私達は命をいただいて生きているのです。
今回の水害では、被災地だけでなく、
それ以外でも農地が崩れて被害が出ています。
農地は開墾されて、根が張りやすいよう土がふかふかになっていますから
雨で流されやすいのです。
もっと俯瞰して、根本的な解決策を見出していかねば…と思います。
もっと細かく目をかけ、手をかけていかねばなりません。
廃業の危機に瀕している国産シルクですが、
こちらでは復活させようとする動きがあります。
しかし、蚕のエサになる桑が一人前に育つには3年かかります。
その間、農家さんは無収入です。
桑が無事に育ったとして最低3年です。
しかし、その保証はどこにもありません。桑の木だって病気になります。
そのような難しい仕事だと、はたしてホワイトカラーは認識しているでしょうか?
蚕だって生きものです。死ぬ可能性もあります。
それで国産シルクが復活できるでしょうか?
今のホワイトカラーに欠如しているのは圧倒的に想像力です。
言葉通り、今求められているのは、協業、連携ではないかと思います。
「どうせ無駄無駄。諦めが肝心だよ」というセリフは
一見潔い印象があるから本当に危ないんですよね。
本当に大事なものは、おいそれと諦めてたまるか。
絶対に取り戻す。取り戻すまでは、何度も何度も繰り返す。
それこそが肝心です。
日本の大切な森林や、農作物だってそうです。
輸入すればいい、なんて絶対ダメです。どこの国だって、
とてつもなく保護してるのが農業です。命の源ですからね。
土だったり草だったり、子供の頃から慣れ親しんでないと、
例えば虫嫌いになってからでは、家庭菜園すら難しいです。
小さい頃から、自然界に親しむプログラムも必須だと思います。
日本人全員が、他人事ではないというのは理解していると思うのですが、
スピード解決はできない。だから、農林水産省の人よろしくねーみたいな
他力本願になりやすい問題です。
食料を輸入に頼り始めると、値上げやら、数量確保やらで揺さぶられるんですよね。
バターなんて、最たるものだと思います。
国産シルク、とても魅力的です。いいものにしっかり金を使える消費者育成も
大切だと思います。
安定するまでは、国が補助金出すなりしてしっかり保護して、従事者を守らないと
それこそ皇族しか着られない、遺産のような国産シルクの出来上がりってことに
なってしまいそうです。
なかなか、方法がないのが辛いところですが、
どうせ無駄って思ったらおしまいですよね。
東京も、地産地消が叫ばれています。農業は生命の源なのですから、
天皇陛下の田植えやら、皇后の養蚕やら、もっともっと皇室も関わってほしいです。
一次産業…大切ですよね。
ここが無ければ国が成り立たない、分かってない政治家 官僚大杉
皇室も文化人に園遊会に招いてないで、一次産業に関係する方を招待しろよ、新嘗祭もっと祈れよ
私の地元の農家は通勤時間帯にキャベツの収穫するは道路より高く土盛って道路を汚すは海洋汚染やってくれるわで、あんまり感謝の念はでません。勿論常識かある農家さんいますけど
一次産業を大事にすれば国はもっと豊かになると思います。
そういえば、眞子様って今上が米の収穫する時小さい頃から参加されてたから偽魔子も頑張ってほしいですね。
確かに、日本のために活躍した人たちを園遊会で招くのなら、美味しい
日本酒(笑)や、野菜果物、畜産漁業の部門で、優秀だったと
評価された人を招待してほしいです。
そうすれば、マナー違反農家も自重するようになるんじゃないでしょうか。
秋篠宮文仁殿下が、公務とは、貴重で尊いのに日が当たりにくい部門。
そこを応援するものだ、みたいにお話になっていました。
まさに、第一次産業そのものです。
秋篠宮殿下、靖国参拝して全国の日本人の心を鷲掴みにしてほしいなあ。
眞子さまって、養蚕も手伝ってたし、稲作も手伝ってたんだ。
なんて素晴らしい。早く、皇室が浄化されて安心して戻っていらしてほしい。